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2014年10月

バイオバニッシュについてのご回答

ご利用者の方から質問がありましたので、回答を含めコチラへメモをしておきます。




Q.バイオバニッシュについてお伺いしたいのですが、こちらはコンクリート部分に使用した場合、効果(消臭効果や持続日数等)はどうなるのでしょうか?



A.
増田様お問い合わせいただき有難うございます。
結論から申し上げますと、まさしくそういうケースでこそ使っていただきたい製品です。

バイオバニッシュには2つのラインナップがあります。

バイオバニッシュプレミアムは基本的に室内用となっておりまして、床や壁や絨毯など、構造物に染み込んだ汚染源をバクテリアコントローラーにより光合成菌(主にシアノバクテリア)が長期にわたって分解するとともに、コントローラーとは別に添加したハーブオイル(ニーム、トール、カプサイシン)が瞬時に蒸散して室内空間に漂う悪臭因子を即座に分解すると「即効性」も付加されております。

もうひとつのバイオバニッシュTRは屋外専用で設計し、何よりコストパフォーマンスを重視した完全精製前の原液タイプとなっております。

水道水などで薄めて庭や犬舎(コンクリート)などに広範囲にご使用いただけますが、ただし、屋外の空気は常に流れ去っていきますし、空間消臭に即効性のあるニームなどの植物オイルは非常に高価なものであり、広範囲に消臭する必要のある屋外では金額的に現実性が無くなります。したがってTRは純粋にコントローラーのみで作られておりますので非常に低刺激であり、カビ菌なども排除するとともに花壇や芝生など動植物にとって快適な環境を整備する力も備えております。

消臭のメカニズムとしては、バクテリアコントローラーが周囲に自然に普遍的に存在するシアノバクテリアを吸着して一気に増殖させ、光合成菌であるシアノバクテリア(好気性陸上タイプ)がコロニーを作って悪臭の原因である匂い菌(酵母菌や腐敗菌やカビ菌)を駆逐し、構造物に染み込んだ動物性たんぱくや脂肪酸や尿素などを分解して炭酸ガスや水に戻してしまう性質を利用しています。このシアノバクテリアは人畜無害であり、5〜6日ほど継続して増え続け6日目あたりにピークを迎えてまた徐々に減っていきますので、5日に一度のご使用でピークを保てます。

ちなみに、一般的にショップで売られている植物由来消臭剤は空間の一時的消臭は得意ですが、蓄積された汚染源は分解しません。また最近人気の塩素系消臭剤は非常に除菌力が強く有機物に当たると水に戻る性質を持つので重宝されますが、こちらも原因蓄積汚染物質を分解することは有りませんので、一時的に匂い菌を滅したところでソコヘ動物性たんぱくや尿素などの餌が溜まっている限り匂い菌は半日程度でまたすぐに増殖を始めます。

これが消臭剤が一時的にしか効かない一番大きな理由なのです。
コチラもご覧頂ければ幸いです。






 
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