皆さんの疑問質問にお答えします。
Q.投稿者 茨城県 磯山さん
[ お問い合わせ内容 ]
16歳ゴールデンレトリバー(オス)最近立ち上がりが思うようにできず、小水を漏らすようになり臭い(身体及び周囲)がひどいのですがお勧め品と購入方法をお願い致します。
A.タク所長
磯山さん、お問い合わせありがとうございます。
お尋ねの状況から判断して、まず二つの考え方をする必要があります。
一つは「体の清掃」であり、もう一つは「環境の清浄化・消臭」です。
そしてこれらは、一種類の製品で解決のつくものではありません。
◆体に直接使用する消臭剤とは
特に体の清掃を考えた場合、一番重要なのは「安全」であり、皮膚や粘膜部分に直接使用できる作りの物で無ければ意味を成しません。
例えば、単なる消臭剤で体の清掃をすればそれなり(製品なりに)に消臭はできますが、ほとんどの消臭剤には合成界面活性剤や安息香酸ナトリウムなどの防腐剤が入っており、とても毎日の清掃作業に向いているとは言えません。
また最近は塩素系の消臭剤も人気で、強い除菌力と、除菌後に水に戻る性質が特徴なのですが、私たち人間や犬猫などの動物の皮膚の表面には有用菌である「皮膚常在菌」が必須であり、これらのバクテリアが皮膚表面に常時「脂肪酸の膜」を形成してガードゾーンとなっているわけです。
したがって、「目に入らないようにする」「飲ませないようにする」という表示のあるものは、基本的に毎日の体表清拭には向かないことを念頭に置いてください。
この場合おすすめする商品は以下のものとなります。
・スーパーピュアラ350ml(マルチボディスプレー)活性電解水使用
・ピュアラ/ボディフレッシュナー350ml(ニューボディスプレー)活性電解ミネラル水使用
・ピュアサイエンス400ml(ハイエンドボディスプレー)プラチナ活性電解ミネラル水使用
いずれも複数(約120種)の植物ビタミンで構成され、化学合成剤や防腐剤とを一切使わず、高機能の精製水で割って作られていますので、消臭のみならず、スキンケア・ヘアケアまで果たすように作りました。
上から順にスキンケア能力を高く作っています(肌への浸透性が高い高機能水)が、消臭力と安全度はいずれも同じです。
◆環境用の消臭とは
ペットショップへ行けば沢山の消臭剤が並んでいますが、80%は植物原料であり、残り20%が塩素系剤などです。
植物原料の消臭剤の良いところは即効性であり、空間(空気)の清浄です。
これは植物が持つ本来の姿で、大気の汚染を常に分解して新しい空気を作っています。
基本的な消臭能力は「植物エキスは蒸発する際に空中に拡散され、秒速200mで弾ける瞬間に空間の汚染物質を分解する」というものです。
したがって、床や壁などの構造物に染み込んだ汚染に対してはその消臭力は表面だけにしか働かず、蓄積された汚染は分解されません。室内の空気はほぼ一瞬で消臭されますので「効いた」と思われがちですが数時間経過するとまた室内が臭く感じられることになります。
塩素系消臭剤に関しては、これは強い除菌力を持つものがほとんどです。
例えばシャーレにパルボウイルスを10の6乗(約600万個)植え、そこへ塩素系消臭剤をスプレーして10分後には生菌数ゼロというデータもあるほど除菌力は高いのですが、これも10~20分程度で水へ戻る性質を持ちますし、これも乾いてしまえば仕事はそこで終わりですので、構造物へ染み込んだ汚染に対しては効果が薄いといえます。
この場合おすすめする商品は以下のものとなります。
・バイオサイエンス200ml
・ピュアラ/バイオバニッシュ(プレミアム)350ml
どちらもバクテリアコントローラで光合成バクテリアを利用するタイプですので、構造物の奥深くまで染み込んだ汚染に対して効果的です。
コントローラが室内に存在する光合成菌(主にシアノバクテリアで人畜無害)を増殖させ、尿の成分である尿酸・尿素・タンパク・脂肪・脂肪酸などを継続的に分解させます。
約5日間機能しますので、5日に一度のスプレーで消臭できる実質経済的なロングランタイプです。
また、バクテリア利用消臭の欠点である「遅効性」をカバーするためにニームオイル(ハーブオイル)をブレンドし、周辺の空気を一瞬に清浄化させるマルチ方式を採用しました。
ご購入に際しましては、各商品名でネットショップにて検索ご購入していただくか、実店舗(各地ペットショップ)に関しましてはインクスネットワークスお客様相談室( TEL 082-232-3245 )までご連絡下さい。