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ペット用防虫剤

消臭剤を考える②

消臭剤のタイプと機能を知ろう


ホームセンターのペットコーナーやペット専門店の棚に並んでいる消臭剤の大部分は植物由来の消臭剤です。主立ったところをざっと並べて使用材料及び成分を見てみると以下の通りです。

 

  

  a社 トウモロコシ、除菌成分(有機酸など)

 

     b社:  緑茶乾留エキス、ショウガ乾留物、グレープフルーツ種子、除菌剤

 

     c社:グレープフルーツ種子成分、さとうきび成分

 

     d社:両性界面活性剤、緑茶エキス、除菌剤、香料、エタノール
  

 

 

   
 

ご覧のように各社植物エキスをベースに除菌剤や銀イオンや界面活性剤やエタノール等を配合して、ペット周りの布製品や床などに染み付いた匂いを取る工夫をしています。

 

 

ではなぜ植物なのか?ということですが、これは消臭を考えるで述べたように、すべての植物が元来消臭能力を持ち合わせているからです。

 

 

簡単に説明すると、植物も我々動物が汗をかくのと同じように、地中から吸い上げた水分を幹や葉や花びらから蒸散(放出)させていて、これらに含まれる成分が大気中の汚染物質等を分解して元の「空気」に戻す(再生産する)性質を有しているからです。

蒸散された植物の成分は完全に蒸発する過程において秒速
80mのスピードで360°方向へ拡散し、汚染物質を捉まえて炭酸ガスや水へと変換させているのです。





そしてもう一つの機能としては、植物の大部分はそのエキス内に除菌力をも有しています。
昔おばあちゃんがお茶の葉を畳の上に撒いてほうきでお掃除していたのはこの機能を上手に利用した正しい知恵の産物です。

 

 

 

一般的な植物系消臭スプレーは、これらの機能を持った植物エキスに、さらに除菌力に優れた合成界面活性剤(中には石油由来合成剤も)などの化学合成剤を添加してより強力な形にしてあるものがほとんどです。

 

 そしてこれらのスプレー式植物系消臭剤がもっとも効果的に思われる理由に「即効性」と「空間消臭力」があります。これは先に述べたように、植物エキスをスプレーで噴霧すればそれは空間へ蒸散されて室内の悪臭因子を捉えて即座に分解するからです。




従って、植物エキス系は様々な素材で作られている消臭剤の中でももっとも空間消臭に向いているという事は言えます。
 

 


痒みとかゆみ止め

私もよく受ける質問なのですが、アレルギー症状で痒がっているワンコやニャンコに市販の痒み止めを塗って良いかどうか。須崎獣医師のブログにアレルギーと痒みについて分かりやすく解説してありましたのでご紹介いたします。



皮膚病にかゆみ止めを塗っても良いか?

今日は、飼い主さんからのご質問にお答えしましょう!

 私の飼っている犬は柴犬ですが、アレルギーがあり、ひどい時は病院に行って飲み薬を出してもらっています。



 でも、あくまで対処療法であり、根治には至っていません。毎日パットの部分を咬んでいる為、もう何年も赤く化膿した状態で、下の前歯も完全にすり減ってなくなってしまいました。



 私も少し前にストレスからくるアレルギーで、しつこい皮膚炎を起こしたのですが、その時の体の芯から湧き上がってくるような猛烈な痒みに、こんな思いを私の犬もしているのなら、何とかしなければと強く感じました。





 私が知りたいのは、痒がっている部分に何か塗ってやった方がいいのか?という事です。あまりにも腫れていて、とてもかわいそうなので。



 でも、自分がアレルギーになった時は、そう言えば塗り薬は全く効きませんでした。やはり体の中の問題なんでしょうか…。





       ミミのままより

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 はじめましてミミのままさん。

 結論から申しますと、塗っても良いでしょう。

ただし、この様な場合は、

内側(体質改善)と、外側(皮膚のケア)と、両方からのケア

を考えることが大切だというのが、当院のスタンスです。

 まず、痒がっている部分に何かを塗った方がいいのかという件ですが、痒くてどうしようもないようでしたら、体質改善が進むまでの間、と限定して、カユミ止めを塗った方がいいと思います。

 当院では、食餌による体質改善を行いつつ、身体に負担の少ない(よけいなものが含まれていない)塗りものを処方し、それを塗っていただくことがありますが、それでカユミが落ち着くことは多いです。

 ただ、「塗りもの」だけでは根本的な解決には「全く」「さっぱり」ならないので、体質改善は必ずやった方がいいでしょう。

 また、「なぜパッドの部分を咬むのか?」という問い合わせをよくいただきますが、イヌの汗腺はパッドの部分に集中しているため、「腸・尿から排泄できないなら、パッドから排毒しよう!」ということで、パッド近辺からの排毒が盛んになり、それがカユミを引き起こして、咬むと思われます。

 というのは、腸の状態を良くしたり、尿経由の排泄を促進させると、パッドを舐めたり、咬んだりしなくなることが非常に多いからです。

 私も半断食の後で(半断食をした直後は排毒能力が盛んになっている)寿司屋で寿司を食べたら、アトピー性皮膚炎様の皮膚状態になり、一週間ぐらい痒くて辛かったという経験があります。

 「急にあんなことをするものではないな」と反省しましたが、「痒いというのはこんなに辛いものなのか」という貴重な体験ができました。

 また、アレルギーはどのようなものでも、精神的なストレスなどが絡んでいることが多いものです。ストレスが強くなると、消化器の動きが悪くなり、それが原因で排毒能力が下がるわけですね。その代償として、皮膚からの排泄が強化されると考えられるわけです。

 目に見える症状に対応することはもちろんですが、根本原因にも眼を向けた方が、同じことを繰り返さない身体になれると考えております。

 とにかく、今の状態は、病気というより「排泄不良状態」の可能性もあるので、何かを加えるというよりは、ため込んでいるものを出す!という方針で、対応してみるのも一つの手かと思います。

 以上が解答となりますが、参考になりましたでしょうか?

 どうしても文字だけですと、個別の対応になかなかなりにくいのですが、この情報を元に、新しい切り口が見つかれば幸いです。


 ミミのままさん、思い詰めない程度に取り組んでくださいね。スタッフ一同、心から応援しております。

        


また、アレルギー性ではなく、冬場の乾燥期に加えてエアコン暖房などで異常乾燥状態に置かれたペットは体調を崩し、特に皮膚のターンオーバーなどが上手くいかなくなった時などに強い痒みが発生します。

晩秋から初春に掛けて痒がって引っ掻いたり噛んだりして体を傷つけるワンコの多くは乾燥が原因です。

犬種によっては乾燥に強い種や逆に乾燥に弱い種も居ますので、室温や湿度への配慮はヒト以上に重要であることを知っておきましょう。




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消臭を考える①

私がこの仕事(ペットケア)に携わって一番疑問を感じたのが消臭問題であり、とりわけ消臭剤のあり方でした。

現在国内のペットショップの消臭剤コーナーへ行けば 多数の消臭剤が並んでいます。
ホームセンターなど大型のペットコーナーでは 実に30銘柄以上の消臭剤を見ることができます。
これは同じ先進国でも欧米のペットショップではまず見ることのできない、一種異様な景観でもあります。

それだけ我々日本人はペット悪臭に関して神経質であることの証明なのでしょうが、それにしても何故これほど多数の銘柄が必要なのか疑問を感じてしまいます。

食品(ペットフード)ならテイストや、体質(犬種なども)や年齢に応じた栄養素等のバランスが異なるものが必要でしょうが、「臭いを消す」という単一な目的のみであれほど多数の銘柄が陳列してあるのは消臭剤だけであり、ペットビジネスの七不思議ともいえるでしょう。



消臭剤の仕組みとは?

私は仕事柄、消臭剤や除菌剤を見る際に、どんな素材を使ってどういうメカニズムで消臭が行われるのかを考えます。

そうするとペットショップに並ぶ多くの消臭剤の原材料が植物由来であることが分かります。
コーナーに30銘柄あるとして、約28銘柄までが植物エキスを主原料で作られたもので、残り2銘柄が塩素製剤やバクテリア機能剤です。

使用されている植物は、茶(カテキン)、ヒノキ(針葉樹系)、トウモロコシや籾殻(農産物系)など多彩ですが、植物由来原材料が90%を占めること自体は不思議ではありません。それはすべての植物が元来消臭機能を持ち合わせているからです。



そもそも地球環境(大気や水)は数十億年かけて微生物(光合成菌)や植物が作り上げてきたものです。

我々動物は呼吸や排泄などで日常的に大気や水を汚染しますので誰かがお掃除しないと地球環境は一気に悪化し、生物が住めない悪環境になりますが、これらの環境汚染を次から次に分解し元の状態に戻すのはやはり微生物や植物なのです。


特に植物は大気(空気)を再生産することで知られていますが、その過程のひとつとして大気中に放出された悪臭(汚染)も分解するわけです。


また微生物(バクテリア・菌)の方は、動物の排泄物などによる土中汚染や水汚染を分解し、元の状態へ戻すことを担っているのです。




ショップで販売されている多くの消臭剤はこの植物の働きを利用したものであり、製造法も簡単で量産が出来やすい事から多用されていますし、何よりスプレーすると即座に蒸散蒸発して「空気中の」悪臭を分解するのが特徴です。






●以下は私がショップセミナーを行う際に使用しているレジュメです。
●消臭剤のタイプごとのメリットを箇条書きにしてあるのをご参考ください。



~プロショップのための用品セミナー~

悪臭の原因と的確な対策、及びボディケアの基礎知識

 
             講師 植物科学研究所インクス 代表 加来 匠 

 

 

  ●ペット生活の様々な悪臭要因を知る

   1. 悪臭の最大原因は生体にある(生体悪臭80% 蓄積尿臭20%の事実)

   2. 犬種別の悪臭要因や疾病(粘膜疾患・皮膚疾患)との関係

   3. 耳が匂う、目が匂う、鼻が匂う、口が匂う、そして・・・部屋が匂う。

   4. 現在主流の空間消臭スタイルは、ペット悪臭においては無意味に近い

 

  ●消臭剤の種類と効果的な使用法を知  る

   1.   植物系消臭剤  (即効性がメリット・空間消臭向き)

   2.   鉱物系消臭剤  (持続性がメリット・壁、床向き)

   3.      微生物系消臭剤 (糞尿分解持続性がメリット・屋外、外飼い向き)

   4.   塩素系除菌剤  (殺菌力がメリット・器具、施設向き) 

 

   A.空間、及び設備の消臭と、生体の消臭を分けて考える

   B.生体消臭に使用できる消臭剤の分類は限られてくる

   C.殺菌剤・除菌剤と植物系及び微生物系消臭剤との併用は避ける

 

  ●犬猫の種類による健康阻害の実情

    1.      外国産種と日本の気候やバクテリアとの関係

    2.      種別のウイークポイント(種の特性)と対策

    3.      外国犬種に皮膚病が多い理由

    4.      なぜ涙焼けがおきるのか?

 

 

   ●防虫商品を考える

    1.事実(飼育現場の現象)に基づいた効率的なケア

    2.予防と駆除は別物、新しいシェアを生み出そう

    3.効率のよい駆除法、正しい予防法

    4.農薬系製剤からの脱却










ペット悪臭のメカニズムは?
 

今度は消臭剤の成り立ちから離れてペット生活における悪臭の原因を考えてみます。
それはズバリ「生体そのものが放つ」ということが意外に認知されていません。

私は約300件の室内飼育ケースで調査をしましたが、特に犬の場合悪臭原因の約80%が犬本体にあり、残り20%が排泄物(主に尿)によるものと判明しました。


少し掘り下げて説明しますと、耳が臭う、鼻が臭う、目が臭う、口が臭う、体が臭うなのです(何故そうなるのかはまた別の機会で解説致します)

そしてこの悪臭因子そのものが室内をうろつき、結果として室内の空気に分散されて「部屋が臭う」という結論に至るわけです。





さて、前述した「ペット悪臭の原因の80%は生体にある」という事を踏まえて考えると、まずやるべき消臭作業は清掃であって、決して「消臭スプレーを吹きかける」ということではないと理解できるはずです。

一番の悪臭原因となっている目や鼻や耳や口の掃除の方が第一義だということなのです。
そしてそれはとりもなおさずペットの健康の維持に直結することであり、ペットオーナーがやらねばならない日常作業なのです。


この「清掃作業」はシャンプーとは異なります。
シャンプーは被毛のある動物は人ほど頻繁に行うことは出来ません(参考:人、動物、進化の過程)ので、我々が日常的に顔を洗ったり手を洗ったりする事と同意義の日々必要な作業と思っていただければ間違いないでしょう。







生体用の消臭剤とは
 

さて、これまでの話の流れを踏まえてもう一度ペットショップの消臭コーナーを見てみましょう。
驚いたことに、生体清掃に適した消臭剤は全体の一部(ともすればゼロ)しか置いてありません。

さらには「生体専用」との表示があっても、注意事項を読んでみると「目や口には入れないように注意してください」「誤って目に入った場合は直ちに流水で洗い流し、獣医師に診てもらいましょう」と書いてあります。

これは正に本末転倒といえるでしょう。
悪臭の原因が目や鼻や耳や口にあるというのに、そこが掃除できないようでは生体専用とは言えないのではないでしょうか?




ペットの消臭の第一義はまず体の清掃。
第二義はトイレの清掃。
第三義になって初めて床や壁や空間の消臭が必要であることを改めて認識する必要があるのです。






消臭を考える②(近日中に更新します)に続きます。







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気候風土と犬種 ダックス他垂れ耳犬

◆ダックスフント
穴熊(Dachs)と、猟犬を表す(Hund)が語源で、分かりやすく言えば穴熊ハンターと言うことになります。

非常に起源の古い犬でもあり、本来穴熊猟に使われていたダックスは、現在日本国内で見られるミニチュアやカニヘンではなくスタンダードでもっと大きな犬種です。

そして穴熊をはじめとした地下猟に使われていたわけですが、比較的大きな穴熊ではなく穴ウサギやテン猟の場合は巣穴も小さくスタンダードではもぐり込めないので、現在よく見る小型種が作られたわけです。





さて、ネット上には上記のようなダックスに関わる様々な記述が見られ、病気に関しては膝蓋骨脱臼や耳の病気などが多いことが取り上げられています。

私の場合は獣医学的見地での専門研究はしておりませんが、こういった「垂れ耳動物」に関しては自然科学や大まかな意味での動物学的見地で一定の理論が成立すると思っております。加えて地理学的な立場から見ても特徴的な傾向が見受けられます。


そこで今回は垂れ耳犬に関して解説してみます。


そもそもダックス自体も原種は耳は垂れてはいません。
むしろ、犬の祖先であるオオカミ(トマークタスなど)には本来そういう種は存在しません。
イヌ属の耳は「聞き耳」を立てるためのアンテナですから、元来立っているのが理想なのです。

垂れ耳犬は穴熊猟など、巣穴に潜って猟をさせる際に耳に土などが入らないように、穴の天井で耳をこすって傷めないように後天的に人工的に作られたものなのです。




日本には耳の垂れた哺乳動物は居ない

 

私たちペットオーナーは学術的な専門知識までは持つ必要はありませんが、少なくとも自分が飼育しているペットの特徴と、その特徴から来る構造的なウイークポイント程度は知っておくべきです。

「ダックスフントは耳が弱い」という事は業界ではほぼ共通認識となっておりますし、実際日本で飼育されているダックスフントの中耳炎・外耳炎の羅病率は驚異的に高く、あるデータでは65%が外耳炎になるとまで言われています。

ただしこれは「日本」での話です。
ちなみにロスアンゼルスの友人にダックス関連のデータを調べてもらいましたが、中耳炎・外耳炎に罹る率は日本に比べて非常に低く、おおむね30%程度という状況であるらしいのです。



さて、これが何を意味するのかが重要なのです。
私がかねがね発信している事の中心にこの事があるのです。

日本は亜熱帯気候なのです。
高温多湿の土地なのです。


ここで少し想像を巡らせて下さい。
日本に古来から生息する哺乳動物に耳の垂れた種がいるかどうか。

答えは当然NOです。



シーズーの項でも書きましたが、日本には梅雨という厄介な超高多湿な時期があります。
したがって日本に住む哺乳類たちは恐らく数百万年という長い年月をかけて、日本の気候風土に見合った体の大きさや機能が形作られて居るのです。

換毛するというのもひとつの結論ですし、あまり大型にならないのもその結果です。
私たち日本人が黒髪・胴長・短足・偏平足・低く小ぶりな鼻・小体躯であるのも全て環境に合わせて進化適応された結果なのです。


そうです。
日本では
「耳が垂れていることは許されない」のです。

この高温多湿の梅雨がある環境で耳が垂れていることは「許されない形」なのです。
すぐに耳の中の湿度や温度が上がり、日本の環境内に多く存在するマラセチアなどの酵母菌をはじめとした真菌やカビ菌の巣窟となり、中耳炎や外耳炎の原因となるわけです。




したがって、ダックスをはじめとした垂れ耳犬種を日本で飼育する際の注意事項のひとつは「耳の清潔を保持する」「常に耳内の状況に気を配る」です。通気が悪く、真菌やカビ菌が繁殖しやすいのですぐに汚れますし、悪臭の原因となります。



予防を考える。薬剤は使わない。日常の清掃に適したものを使う。


さて、ペットショップへ行けばイヤークリーナーと称する物は多数あります。
しかし勘違いしてはいけないのは、これらはたいていの場合「薬品」に相当するものであり、製品の裏書き(成分表示)などを見ても、たいていの場合は塩化ベンザルコニウムなどの強力な除菌剤が主体であったり、ティーツリーオイルなど植物系のオイルを使っていても合成界面活性剤が含有されていたりなのです。


予防と治療、予防と駆除
はまったく別物です。
ペットケアで犯しやすい間違いがここにあります。

垂れ耳犬の耳の管理は、私たちが自分の子供に「手を洗いなさい」「顔を洗いなさい」「うがいをしなさい」と促すこととほぼ同意義なのです。

病気でもなく健康な個体に、薬剤を使用したケアをするのは本末転倒です。
耳が病気でないかと疑われたら早々に獣医さんに見てもらうべきであり、日常的に耳の中へ薬剤に相当するものを注入するのは、元来人間や動物の皮膚の健康に必要な皮膚常在菌(必要菌)まで殺すことになり、かえって病気を促すことになりかねません。

特に体表の清浄に関してはこのことを肝に銘じてください。
私たち動物は菌によって生かされている
のです。


また、犬の皮膚はヒトよりもデリケートであります。
原理原則を踏まえて、我が子と同じように日常の健康ケアを考えましょう。






コチラはCMも含まれますが、目、耳、鼻、口、被毛、肌の日常的お手入れのために、私たちがペットの健康を専門的に研究をして作った総合健康スプレーが有りますのでご参考ください。

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・ピュアサイエンス
・ピュアラボディフッレシュナー











 

ペットショップのためのボディケア用品セミナー

ペットを愛するみなさんへお役立ち情報、専門知識をお伝えしたくこのブログを立ち上げましたが、 あまりにも日々が忙しすぎてブログ更新が長らく滞ってしまいました(謝)


ようやく時間が取れてPCの前に座ることが出来まして、書きたいことは山ほどあるのですが、今回はまず私の日々の活動内容を少しお知らせしておきます。




ボディケアの要点


犬や猫などのペットを家庭内で飼育する際に様々な生活用品が必要なわけですが、とりわけ消臭や除菌やシャンプーや防虫などのボディケアに関しては様々な素材で作られた製品があり、これらは素材の性質をきちんと踏まえて適切な使い方をしなければなりません。

さらにはペットの種類や産地によっては「やって良いこと悪い事」がありますので、ケア剤の原料や製法や特性を知らずして対応することはまず無理です。

しかしながらペットの専門店であるプロショップにおいてこれらの知識が得られる機関や情報源は皆無に近く、極端なケースでは全く誤った使用法を推奨している場面すら見受けられるのが実情です。


したがって、私の日々の活動はブログのタイトルにもありますように、大仰に言えば間違いだらけのペットケアを正すための啓蒙活動とも言えます。


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